「コロナに負けない!女性つながりサポート事業」に関わる人材育成講座「ピアサポーター養成講座導入研修」を下記日程にて開催いたします
相談業務や支援活動に関わっていただける方に必要な知識とスキルを1回3時間×5日で学ぶ内容の講座となっています
【定員】30名 事前登録要 参加費無料
募集はすでに締め切っております
目次
【ピアサポート – Peer support – とは】
専門家による支援ではなく同じ経験をしたことがある同じ立場の人が行うサポートで仲間同士で助け合う支援の形です
行政の設置している専門家のいる相談窓口へ行くことに心理的ハードルが高く感じている方や深刻な状態ではないがモヤモヤする気持ちを誰かに聞いてほしい方の話を聞き行政サービスへ繋げる役割をします
【ピアサポーターの役割】
ピアサポーターは、相談者の「話を聞く人」です
「相談にのる」「解決をする」のではなく、困っている人や不安を感じている人の話を聞いて、社会資源に関する適切な情報を提供すること社会資源に繋ぐ役割を担います
【ピアサポーターに求める知識とスキル】
・女性を取り巻く環境(コロナでの影響・社会的構造上の問題)を理解できること
・女性の話を聞くスキルを身につけていること
・女性がアクセスできる社会資本を熟知していること
令和3年度「コロナに負けない!女性つながりサポート事業」は、徳島県委託事業です
講師紹介
「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021と地域の支援体制の構築の重要性」
日時:2021/ 9/ 1(水)18:30 〜21:30(内60分)
会場:WEB会議システム
講師:特定非営利活動法人Gender Action Platform 理事 大崎麻子 様
大崎 麻子(おおさき あさこ)
ジェンダー・スペシャリスト
特定非営利活動法人Gender Action Platform理事
プロフィール
上智大学卒業後、米国コロンビア大学国際公共政策大学院修了(国際関係修士、国際人権・人道問題専攻)。国連開発計画(UNDP)でジェンダー平等と女性のエンパワーメントを担当し、世界各地で女性の教育、雇用・起業、政治参加促進等のプロジェクトを手がけた。現在は、グローバル動向と日本の現状を熟知するジェンダー専門家として、国内外で、調査、政策立案・評価、人材育成、講演活動に従事している。2020年には、コーディネーターを務めた国連プロジェクト「WE EMPOWER」の活動の一環として、国連グローバルコンパクトとUN Womenによる企業のための行動指針「女性のエンパワーメント原則:WEPs」の日本版ハンドブックを企画・制作。企業向けに「SDGs」「ESG経営」「ビジネスと人権」におけるジェンダー平等の位置付けやWEPsの活用法に関する講演、セミナー、アドバイジングを行っている。近著に『エンパワーメント 働くミレニアル女子が身につけたい力』(経済界)
公職
内閣府 男女共同参画会議 計画実行・監視専門調査会 委員
内閣府 男女共同参画推進連携会議 有識者議員
内閣府 「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」構成員
外務省 国際女性会議WAW! アドバイザー
外務省 「女性・平和・安全保障(WPS)行動計画」 評価委員
国立女性教育会館(NWEC)令和2年度文部科学省委託事業「男女共同参画の推進に向けた教員研修モデルプログラムの開発・普及」有識者会議 委員
兵庫県豊岡市 ジェンダー平等推進アドバイザー
教育活動
関西学院大学総合政策学部客員教授
アドバイザリー
日本ロレアル 女性のエンパワーメント・アドバイザリーボード メンバー
Mashing Up ボードメンバー
30%クラブジャパン オペレーティングチームメンバー
パブリックリソース財団「女性リーダー支援基金」審査員
「身近な社会資資源を知る~誰もが包摂されるしくみづくりへ」
日時:2021/ 9/ 2(木)18:30 〜21:30
会場:WEB会議システム
講師:認定特定非営利活動法人インクルいわて 代表 山屋理恵 様
山屋 理恵(やまや りえ)
福島大学大学院 地域政策科学研究科修了
「社会的包摂」の理念のもと被災者、ひとり親家庭、女性、こども、LGBT、生活困窮など課題を抱えた人への「当事者支援」と「地域づくり」を両輪に活動している。地域性を尊重し、共生社会のまちづくりを視野に入れたネットワークの構築、ひとり1人に寄り添う支援を実行し、誰も排除しない社会の実現を目指している。
・2009年 日本弁護士連合会 多重債務者の生活再建を実現するシンポジウム 「母子福祉現場での多重債務者の発見・救済事例」その後全国の研修会で講演、執筆などの取り組みを実施
・2011年 震災を機に「インクルいわて」を設立 被災者、ひとり親家庭、女性支援、居場所づくりなど支援を開始
・2012年 厚生労働省・復興庁事業「よりそいホットライン」を実施する社会的包摂サポートセンターに所属し、東北統括コーディネーターとして被災3県の拠点づくりと24時間365日なんでも相談支援を実施。
・2013年 ひとり親家庭支援者養成講座の開催(現在は県事業となる)、ひとり親の中間的就労支援(その後内閣府モデル事業となる)を実施。
・2014年 岩手県男女共同参画センターを受託運営。女性活躍事業や行政として全国初のLGBT相談にも取り組む。
・2015年 岩手で初の「こども食堂」を開催し、県内のネットワークを構築
・2016年 岩手県「いわて内陸避難者センター」を受託運営被災者センター初のキッズルームの設置や母子支援員などの専門家を配置
・2018年 岩手県「子どもの居場所ネットワークいわて」事務局受託運営
・2019年 盛岡市生活困窮者自立支援事業「盛岡市くらしの相談支援室」を受託運営
・2021年 岩手県「いわて被災者支援センター」を受託運営
その他 ・政府・外務省開催「WAW国際女性会議」のラポラトゥール、政府「今後の経済活動についての動向等点検会合」「一億総活躍国民会議」への招聘や、岩手県「子どもの貧困対策出前講座」などで啓発活動をしている。
「若年女性を取り巻く現状~コロナ禍で孤独深める女性たち」
日時:2021/ 9/ 8(水)18:30 〜21:30
会場:WEB会議システム
講師:特定非営利活動法人BONDプロジェクト 代表 橘ジュン 様
橘 ジュン(たちばな じゅん)
NPO法人BONDプロジェクト代表。
ルポライター。
2006年、パートナーのカメラマンKENと共に、街頭の女の子の声を伝えるフリーマガジンVOICESを創刊。
これまで少女たちを中心に3,000人以上に声をかけ、聞いて、伝えつづけてきた。
2009年、10代20代の生きづらさを抱える女の子を支えるNPO法人BONDプロジェクトを設立。
虐待、家出、貧困など様々な困難を一人で抱えてしまう女の子に寄りそう「聴く、伝える、繋ぐ」を活動中。その日、行き場所のない今、困っている目の前の女の子のために街のパトロールや自主的に保護の活動も行なう。「動く相談窓口」として、出会いを求め、全国各地を飛び回っている。TV、新聞などメディアでも多数活動を紹介されている。
著書に『漂流少女 ~夜の街に居場所を求めて~』(太郎次郎社エディタス)、『VOlCES~キミの声を伝える~』(グラフ社)、『最下層女子高生~無関心社会の罪~』(小学館新書)がある。
厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」、内閣府「DV等の被害者のための民間シェルター等に対する支援の在り方に関する検討会」などの有識者による構成員。
「寄り添う支援・信頼関係の築き方」
日時:2021/ 9/ 9(木)18:30 〜21:30
会場:WEB会議システム
講師:特定非営利活動法人若者メンタルサポート協会 理事⾧ 岡田沙織 様
岡田 沙織(おかだ さおり)
NPO法人若者メンタルサポート協会 理事長
株式会社Tell Me Agency 共同代表取締役
一般社団法人レディースメンタルサポート協会 代表理事
あすぷろ実行委員会 理事
全米NLPマスタープラクティショナー
幼少期から波瀾な人生を送り、数々の経験をする。
2010年から心理学を学び、2012年から自身の経験を活かして悩める若者の24時間LINE相談活動を始め、2015年NPO法人若者メンタルサポート協会を設立。
ブログ「心が楽になる魔法」で人生を変えるメッセージを発信しながら、波瀾な生い立ちも赤裸々に公表し、虐待や様々な家庭環境に苦しむ若者から月に4万通を超える相談が寄せられ、今なお増え続けている。
全国での講演活動やコラム執筆、渋谷クロスFMでラジオパーソナリティを務めるなど幅広く活動し、また長年の活動実績から、様々なSOS行動をする若者をタイプ別に独自に分析した岡田メソッドでのカウンセラー養成講座も好評を得ており、子どもの気持ちに寄り添えるカウンセラー育成にも力を入れている。
また、子ども達が生きづらさを抱え自己肯定感を持てない原因の多くは親子関係にあることから、心のプロを増やすカウンセラー育成とマネジメント業務を行う株式会社の共同代表と、悩める女性を支援する団体の代表理事も務め、親や大人たちを癒す活動にも尽力している。
著書に「あなたは何も悪くない(サンマーク出版)」がある。
カウンセリングにおける共感リスニングの重要性
日時:2021/ 9/13(火)18:30 〜21:30
会場:WEB会議システム
講師:NVCシンガポール 代表 Mik Amrita 様
Miki Amrita (ミキ アムリタ)
NVCシンガポール 代表
ジョージワシントン大学ビジネススクール
国際ビジネス専攻経営学修士
横浜生まれ 16歳で渡米。23歳で起業。日本のエンタメ業界最大手の吉本興業と28歳で水族館事業を開始。一日最大動員数5000人を記録。テレビ、新聞、雑誌は横浜中華街の歴史的第一歩を一斉報道。授乳室も無かった時代に、お母さんと子供に目線を合わせたビジネスを展開し、子供に優しいと定評のある横浜みなとみらい地区の礎を築く。結婚後はビジネス第一線を退き、ベトナム難民としてアメリカで育ったアメリカ人医師である夫をプロデュース。世界4か国で展開する側弯症専門クリニックのビジネスシナリオを仕込む。クリニックでは医療通訳を15年間担当。年間治療数3000人、治癒率98%以上。
2015年、シンガポールに拠点を移しカウンセリング手法を教育現場で応用した、教師が生徒に接する際に決めつけたり説教するのではない共感的コミュニケーションの普及を開始。2017年、同国で初となる非暴力コミュニケーションを体系的に基礎から学べるスクール「NVCシンガポール」を設立。独自研究したセルフ・リーダーシップ・プログラムがシンガポール政府よりSEL教育の一環として注目される。
2018年、シンガポールを代表する女性起業家19人に選出、女性起業家育成トレーニングを受ける。卒業式は第2回年次アジア太平洋#WeSeeEqual サミットで行われオーストラリア初の女性首相ギラード元首相、国連女性機関アジア太平洋地域ナシリ所長、APACジェンダー多様性スポンサーのニヤジー氏、マイクロソフト・アジア・プレジデントのラルフ・ハウプター氏など官民両部門のオピニオンリーダーが一挙集結。国連持続可能な開発目標(SDGS)のジェンダー平等を達成するためのバトンを受け取る。その後、ジェンダー格差問題を「誰もが自分の内側に男性性と女性性を持っている」という全く新しい視点で捉え直し、個人の内側に存在する極性の統合を目的としたセルフ・リーダーシッププログラムを開発。
受講者からは「自分の人生を自分で舵取りする方法であるセルフ・リーダーシップを学び、本当に自分のしたいことがわかった」「バックグラウンドや経験に関わらず誰もが日常に活かせるセルフ・リーダーシップを学んでコミュニケーションにも自信が持てるようになった」「誰も今まで教えてくれなかった現代における観音菩薩修行のような教えで、心から生きる喜びを得られた」などの喜びの声が届いている。
2020年、女性を豊かにする愛と生きがいをスローガンにソフィアグローバルセンターを設立。現在はシンガポールを中心に「良好なパートナーシップの形成を通じて世界平和を実現する」という理念のもとセルフ・リーダーシップ教育の普及に尽力している。