体調不良は突然に…。
50歳を迎えたころ、体調不良で寝込むようになりました。最低限の家事をこなすので精 一杯。回復したときに仕事をこなしては、また寝込む。そんな日が続きました。ひどい肩こりと頭痛、極度の冷え。すぐに疲れて寝込んでしまう自分が情けなくて、頑張れない自分を責めていました。
しばらくすると、今度は眠れなくなり、胸がザワザワ。「もしかして、メンタル崩しちゃっ たのかな⁉︎どうしよう?」
実は、この体調不良、ぜんぶ更年期障害だったのです。ホットフラッシュ以外の症状がメ インとなる人も多いのだそうです。
更年期Q&Aの記事を紹介させてくださいね。 https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/menopause_Q14.html
Q:更年期の症状と更年期障害の違いは何ですか?
A:「更年期は誰にでも訪れるものですが、「更年期障害」というと、なる人もいれば、 自覚症状がまったくなく更年期を終える人もいます。しかし、更年期には、軽いものも含 めると約8割の女性が何かしらの症状を自覚していると言われています。症状としては 「ホットフラッシュ」と呼ばれるほてりやのぼせなどが代表的ですが、ホットフラッシュ 以外の症状がメインとなる人も多くいます。よくあるのは、頭痛、肩こり、めまい、関節 痛、冷え、不眠、腰痛、イライラ、憂うつ感、集中力の低下など、更年期の症状は数百種 類にも及ぶと言われています。そのうち、心身の症状が重く仕事や家事ができない、具合 が悪くて寝込んでしまうなど、日常生活に支障をきたしている場合を「更年期障害」と言 います。年齢とともに卵巣機能が低下し、女性ホルモン分泌が急激に減少していく体のし くみは同じでも、症状の現れ方や度合いは、人によって大きく異なります。」
理由が分かってホッとしたものの、更年期がこんなにキツイとは! サプリメント、鍼伮、漢方、いろいろ試し、最終的にホルモン充填療法(HRT)で体調が落ち着きました。
ストレスや自分を追い詰めるような考え方も、更年期症状を悪化させてしまうそうです。 更年期障害は「無理しないで」という身体からのサインだったのかもしれません。仕事も 家事も少しペースダウンさせ、生き方を見直しました。自分をいたわることの大切さを実感する日々を過ごしています。
文章:ぴあぴあ