9月22日(金)19:00~21:00
「ピアサポーターのためのスーパーバイザー講座」第一回を開催しました。
ピアサポーターを活動面やメンタル面で支えられるスーパーバイザー(SV)を目指して、9月から1月まで5回連続講座で学んでいきます。
講師にお迎えしたのは、昨年度に引き続き、金沢工業大学 教授、同大学心理科学研究所所長、ポジティブ心理学の第一人者である塩谷 亨 先生です。
今回のテーマは「ポジティブ心理学の特徴とウェルビーイング」。
お互いを知りあうペアワークののち、ポジティブ心理学の起こりや定義をはじめ、特徴などの紹介がありました。
そのあとウェルビーイング(幸福)とは何か?ということについての講義です。
ウェルビーイングは「こころのいい天気」(皆が実感できるが、定義は多岐にわたる、いい天気は変化する等)という考え方を紹介していただきました。
また、精神病理とウェルビーイングの関係というパートでは、症状や問題があったとして、それをすっかり治癒・解決しなくてもウェルビーイングは増大させていけるものだということを学びました。
ウェルビーイングを増大させるためにポジティブ感情を育むことが大切、とのことで、3つのよいこととその理由を書き留める「Three Good Things」というエクササイズを教えていただきました。実践が大事!ということで、こちらは次回までの宿題です。
幸福とは、感覚によるものでつかみにくいもの……と感じていましたが、先生のお話でウェルビーイング(幸福)は意識して増大させていけるもの!ということが分かりました。なんだかとてもうきうきします。
「Three Good Things」を実践した受講生の皆さんが、10月の第2回にどんなふうに変化しているのか、今からとても楽しみです!