2月27日(火) 10:00〜12:00
徳島市しらさぎ台まちづくり活動センターにて「役立つ防災の知識と防災食の試食!」を開催しました。
今回は、2024年元旦に起きた能登半島地震での衝撃から防災に関する講座をしてほしいと利用者さんからリクエストをいただき、徳島県防災人材育成センターの協力を得て開催しました。
活動推進員さんによる出前事業を行なっていただき、女性ならではの視点や備えを教えてもらいました。
命を守るための服の着方や、地震が起きた時の行動・持ち物などをクイズを取り入れながら親しみやすく覚えやすいように伝えてくださいました。
地震はいつどこに居る時に起きるかわからないからこそ、基本的な知識を身につけることの大切さがよくわかりました。
参加者の方からも
「防災リュックを買った時に入っている軍手より、ガラスを避けられる防刃軍手が良いなんて知らなかった」
「子どもを抱いて逃げないといけないことを思うと懐中電灯よりヘッドライトを買おうと思った」といった感想が出てきて、とても参考になる内容でした。
そして講座の後は防災食を実際に食べてみるという時間を取りました。
今回は携帯おにぎり・ドライフーズ味噌汁をご用意しました。
「アルファ米って美味しくないイメージだけど、これは結構平気!」と実際に食べてみることで気づけることもありました。
お味噌汁にはスライスのお餅を入れると腹持ちが良くなることや、余ったスライスのお餅にはずんだ餅の素などをかけると簡単にオヤツになることなども講師から教えていただきました。
ご飯を食べながら感想のシェアと困りごとのヒアリングをさせていただきましたが
「近所には一人暮らしのお年寄りも多いから、生活上の細かなサービスがあれば良いな」「親の介護をしているので一緒に居ない時に地震があったらと思うと不安」といったお話が出てきました。
また「防災食を備えているけど、実際食べてみるほどの数はないから、こういう機会が有り難い」といったお話もありました。
防災食はお値段もそこそこ高く…家族分を十分置いておこうと思うと大きな出費です。食べてみる・食べれるものを知っておくのは大事なことと分かっていても躊躇してしまうものですよね。
徳島はいつか来ると言われる南海トラフに向けて、不安な方も本当に多いと思います。今回の講座を通して知識を持つこと・広まることが1人でも多くの命を救うことだと感じました。もし来期もつながりサポート事業があれば、ぜひ県内各地で実施したいと思います。
居場所づくり事業は2月末で最終となりましたが、3月14日までWEB相談・対面相談は行なっておりますので、ちょっとしたことでも誰かに話したいと思った時は、お気軽にご利用くださいね。
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2月27日(火)10:00~12:00
「役立つ防災の知識と防災食の試食!」終了しました
講師:徳島県防災人材育成センター 女性講師
開催場所:しらさぎ台まちづくり活動センター/和室
〒770-8041 徳島県徳島市上八万町西山1430−4
募集人数:10名まで(お申し込み先着順/お子様連れOK)
参加費:無料
対象:徳島県内在住の女性と女の子(小学生までの男の子は同伴可)
大変な世の中だからこそ、防災の知識を身につけたいですね。
今回は徳島県防災人材育成センターの女性講師をお招きして、役立つ防災の情報を教えてもらいます。
防災の知識だけでなく、防災食のことも教えてもらいながら、実際に食べてみましょう!