【フォローアップ講座 第3回を開催しました】
12月21日(土)19:00~21:00に、フォローアップ講座第3回を開催いたしました。 これは、養成講座で学び様々な場面で活動をスタートしたピアサポーターのフォローアップのために、月1回開催しているものです。 今回は、二部構成での講義です。 まず藤本雪絵さんによる講義です。非言語コミュニケーションとマイクロカウンセリングの技法についてのお話がありました。非言語メッセージの重要性や、視線や声のトーンがコミュニケーションに与える影響を理解し、信頼関係の構築方法を確認し学びあいました。また、マイクロカウンセリング技法を通じて、話し手の言葉に耳を傾け、適切なフィードバックを行うことで、効果的なコミュニケーションを促進していく方法を学びました。 その後「表情の読み取り」のワークをグループに分かれて行いました。受講者からは、「表情を素直に出す人と出さない人がいることも配慮しなくてはいけない」「表情を読み取る力が必要」「マスク時代での表情読み取りを難しく感じる」といった感想が聞かれました。 後半は笠井美里さんによる講義です。傾聴するために重要なマイクロカウンセリングの技法をはじめ、ラポールの形成、信頼関係の構築、傾聴技法、自己開示の効果など、効果的なコミュニケーションのためのスキルが紹介されました。特に、相手の立場に立って話を聞くことや、信頼関係を築くために、普段から信頼関係を築くようなコミュニケーションを意識しておくことについて強調されました。 その後は、講義で学んだ傾聴とコミュニケーションスキルについて、ロールプレイを通じて実践しました。実際にお題のある「形のある相談」を行い、お互いフィードバックをしあいました。傾聴を心掛けたり意識をしたりすることで、ピアサポート活動の場面だけでなく日常生活でもスムーズなコミュニケーションに役立てることができるとのことです。日々のトレーニングの積み重ねの大切さについても触れられました。 受講生の皆さんは、ピアサポートの活動をしながら、傾聴の重要性を実感する場面もたくさんあるのではないでしょうか。本日学んだことを実践しながら、相談者さんに寄り添えるピアサポーターを目指していきたいですね。 次回のフォローアップ講座は年明け1月18日(土)に開催です。ひと月先ですが、本日学んだことを意識して傾聴のトレーニングを積んでいきたいと思います。