1月18日（土）19:00～21:00、フォローアップ講座第４回を開催しました。
これは、養成講座で学び様々な場面で活動をスタートしたピアサポーターのフォローアップのために、月1回開催しているものです。ピアサポーターとしての役割を再確認し、傾聴や相談をうけるためのスキルアップを目的に学んでいきます。
今回の講師は、笠井美里さんです。前回の宿題（傾聴のトレーニング）の振り返りに続いて、ピアサポーターとして最も重要なスキルの一つである傾聴について深く学びました。
講師からは、「相談者さんの感情を否定するものであってはならない」と、相談者の感情を否定せずに受け止める姿勢を重視し、信頼関係を築くための具体的な技法が紹介されました。
また、パーソナルスペースの理解と活用についても議論が行われました。相談者と適切な距離感を保ちながら非言語コミュニケーションを活用することで、より自然な対話が可能になることが共有されました。「自分のパーソナルスペースを認識しておくと、相談を受ける際にも適切な距離感が保てる」との講師の言葉が印象に残りました。
さらに、守秘義務とコンプライアンスの重要性についても再確認をしあいました。相談者の安心感を守るためには、守秘義務を徹底し、相談者自身に決定権があることを尊重する姿勢が求められます。
また、グループワークでは、実践的なロールプレイを行い、傾聴やフィードバックのスキルを磨きあいました。
2月23日にはピアサポーター養成講座の修了式が予定されています。養成講座は大詰めですが、これからも活動を通じて皆で研鑽を重ねていきます。