こんにちは。
「つながり支援ピアサポートとくしま」の活動に興味を持っていただき
ありがとうございます。
みなさん、【皮脳同根】という言葉を耳にしたことはありますか?
私たちセラピストにはとても大切な言葉です。
わかりにくいので簡単に説明すると、
私たちの皮膚と脳は同じルーツを持つため密接に繋がっている、ということ。
私たち人間はお母さんの胎内で1つの受精卵から
細胞分裂を繰り返し人間として生まれてきます。
受精卵が分裂を始めた初期段階で
★内胚葉:主に内臓になる
★中胚葉:骨や筋肉になる
★外胚葉:主に表皮や脳神経組織
と呼ばれる3つの層に分かれます。
卵に例えると、
『黄身』=内胚葉
『白身』=中胚葉
『殻』=外胚葉
つまり皮膚と脳は同じ外胚葉が分裂し形成された組織ですから、
人間になる最初の段階で皮膚と脳は繋がっていた!んです。
とても神秘的ですね。
マッサージなどで皮膚に触れると脳が気持ちよく感じるのは、
皮膚と脳が同じルーツだから。
【皮膚は第2の脳】
逆に脳で受けたストレスは肌荒れや
不眠・胃痛・下痢・頭痛・生理不順・めまいなど
さまざまな症状を引き起こします。
そのため、お肌を良い状態でキープしたいときは
脳のストレスを解消することも大切です。
またその逆も。
赤ちゃんへのスキンシップは脳の発達への影響に関係してくるとも言われています。
心地良いセラピーやスキンケアはあなたへの大切な時間です。
毎日私たちの体のために働いてくれている臓器を労わるためにも、
ご自分に・パートナーに・ご家族に
スキンケア・スキンシップの『お手当て』をおすすめします。
(文責:のんの)