【サポーターコラム】「ありがとう」の言葉をいただく時の幸せ

毎日、何度か「ありがとうございます」という言葉を発したり、
耳にしたりするのですが…。

「ありがとう」と言う言葉は、とても心のこもったモノと、
そうでない機械的なモノがあると思っています。

心のこもった「ありがとう」は、
まるで宝箱に金貨がチャリン、チャリンと貯まっていく感じがします。

以前、私は医療事務をしていました。
患者さんが来たら、パソコンでカルテナンバーを見て、
カルテを先生の机に並べて、電子カルテを登録して診察がスムーズにできるようにします。
そして、終了すれば、その日の診察内容や検査内容を見て、
医療点数の加算をし、会計をするために請求書や領収書、処方箋を発行して、
患者さんから医療負担分を窓口で集金するのが日常での仕事でした。

患者さんはお金を支払い帰る間際にほとんどの方が
「ありがとうございました。お世話になりました。」と、
頭を下げてお礼を言ってくれるのですが、
これはとても機械的な義務感からの「ありがとう」なので、
心に響かなくて、私も事務的な対応をしておりました。

そんな時に言霊を凍らせて、
その結晶を写真に撮っている方が発行した本に出会ったのです。
江本勝氏の「水は答えを知っている」と言う本です。

心のこもった言葉は素敵かもしれないけれど、
まずは形から入る言葉でも、こんな素敵な発信なのだと気づいたんです。

それからは、私の中で「ありがとう」運動が始まりました(笑)
レストランでお水のおかわりを入れてくれても
「ありがとうございます♡」と♡までつく感じの発信に変わりました。

そうするとサービスをしてくださる方の態度や表情が
ドンドン素敵に変わって、私と一緒に食事をした友人たちは
「あなたと食事して、ありがとうの言葉からの連鎖で、
 とても気持ちよくサービスを受けて食事ができたので、
 私も『ありがとう』を言ってみる」
と友人がその時のランチタイムをとても幸せに感じてくれた事がありました。

今は、機械的な「ありがとう」を聞く仕事はやめて、
足掛け8年になりますが、私の働きに対して、
素直に喜んで「ありがとうございました」をいただく仕事になり、、
私の脳内には素敵な結晶がたくさん咲き誇り、
宝箱に金貨がチャリンチャリンと貯まっている!
そう感じる喜びの中で仕事をさせて頂いております。

「ありがとう」の言葉を心からいただき、
私も心からの言葉に感謝して対応させていただく、
とても素敵な仕事と言うより「志事」と感じるようになりました。

ピアサポーターとしての活動も、
もう一つ、素敵な「ありがとう」をいただいて、
笑顔のキャッチボールが出来て素敵です。

先日も、生理用品提供の時に
「こんな大きなパックいただいて良いんですか?助かります…ありがとうございます」
と、感謝してくださる方達に出会いました。

必要なものが必要な方に届くことへの感謝を感じながら、
また一つ素敵な「ありがとう」の連鎖を体験させていただいております。

本当に、たくさんの方の笑顔をもっと見たい!
素敵な「ありがとう」をたくさん方に送りたい、、、
日々感謝の中で志事をし、
ピアサポーターとしての活動もさせていただいております。
感謝です。

ぜひ、皆さんも「ありがとう」を聞いたら、
この美しい結晶を花束にして頂いたと感じてみてください。とても素敵な1日になりますよ。

(文責:キャラメルラテ)

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