ピアサポーターフォローアップ研修 vol.3

【ピアサポーター フォローアップ研修③】
ピアサポーター養成講座(導入研修)を受講し、現在ピアサポーターとして活動しているメンバーを対象とした、ピアサポーターフォローアップ研修の第3回目が、12月17日に開催されました。

今回もミキ・アムリータ先生(NVCシンガポール代表)と、ピアサポーターの皆さんと一緒に学びます。

今回のテーマは『傾聴者に必要なインナーピーストレーニング』。
前回「共感リスニングは、思考ではなく、その方の感情とニーズを聞くためのものである」ということを学びました。
それを踏まえ、相談者の内容が、自分のトリガーとなってしまったときはどうするか?という話から、ユングの「自我(ego)」「自己(self)」という考え方を紹介してくださいました。

相談者の話を聞いて「どうしよう」と焦っているのが「自我」
それに対し、何の話を聞いても不動である自分は「自己」であるとのこと。

相談者の話を傾聴するとき、自我と自己を切り分けて、本来の内なる自分神のような観音様のような自分(=「自己」)で聞くというのが基本です。

外側で耳を傾けながら、内側は平和を保っている状態を身に付けるために、トレーニングをたくさんしていきましょう!とミキ先生からもお話があり、講義のあとはグループワークをたっぷり行いました。

次回までの課題として、実際に話を聞きあいニーズと感情を推測するペアワーク(6回)も行うこととなりました。相談者さんに寄り添えるよう、「自己」を意識してチャレンジしていきたいと思います。

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