【サポーターコラム】辛く苦しかった経験も『タカラモノ』

うん十年前を想う...
両親に大切に育てられては来たけれど、長―い反抗期だったなぁ。
ごめん…と思いつつ、顔を見たら暴言はいて。
甘えもあったんだろうけど、自分でもどうすることも出来ない苛立ちに苦しんだあの頃。

時は流れ自分の子どもたちも思春期に。

自分とはまた違ったタイプの反発に対処出来ず、長い間お先真っ暗でした。
(この先どうなってしまうのか、きっととんでもない人になってしまう…)

そんな時、藁をもすがる思いでカウンセリングを受けたことで心理学に出会うことになります。

もう他に成す術がなかった私には、素直に受け入れることが出来ました。

今まで、悪い未来を予測する癖がついていた私だったけれど、そこから『根拠のない自信』を持つことに決めたんです。
『だってこの子は幸せになるために生まれて来たのだから!!』

そう!その日から子供を信じることに決めたんです。

前と同じことをやっても、(この子は大丈夫!今はこうだけどきっと分かる日が来て幸せになる!)そう信じるように自分を変えていきました。

そうするとね!私の言動が変わるとね!子供から返ってくる言動も徐々に変わってきたのです!!

そうは言っても、うまくいかない時もエキサイトしてしまう日もありましたが、それが根底にあると、ちゃんと軸に戻って来るのです。

きっと、私が思っていた通りに子供も思っていたんでしょうね。
(自分はどうなってしまうんだろう…とんでもない人になってしまう)って。

今は、(きっと自分は大丈夫!きっと幸せになるに決まってる!)と、欠けていた自己肯定感が育まれていってるように思います。

子供達が小さいうちにこのことを知っていたら、ずいぶんと違っていたのかも知れません。

だけど、苦しい思いを経験したからこそ、今が幸せだと感じることが出来るし、同じような苦しい思いをされている方の気持ちに共感して寄り添うことが出来ます。

そう思うと、辛く苦しかったことも『タカラモノ』なんだなって思う今日この頃です。

(文責:MAG)

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