【ピアサポーターコラム】秋の雲は空高く浮かぶ

【ピアサポーターコラム】秋の雲は空高く浮かぶ

「秋の雲は空高く浮かぶ」

室内作業が続くと背中は丸くなるし、首や肩がパンパンになってきます。
そんな時は立ち上がって空を眺め、軽く運動するようにしています。

窓から美しい雲を見つけるとそれだけで得した気分になります。

いつも秋になると、空が青いと感じていたのですが11月は特にそう思います。
でもそれにはちゃんと理由があるのです。
・空気の透明度が高いから
・雲が空高く浮かぶため

10月中旬~11月いっぱいは西から移動性高気圧が入ってくる時期。

乾燥した大陸生まれの移動性高気圧は、不純物や水分をあまり含んでいないので太陽光が乱反射しにくくなり、青の波長がよく届くのだそうです。

そして天気が下り坂になる前にはうろこ雲・いわし雲(巻層雲)、すじ雲(巻雲)などの雲が空をよりダイナミックに見せてくれるのです。

私たちが生活している地表には対流圏(たいりゅうけん)とよばれる空気の層があります。
雲ができるのは対流圏の一番上の部分なのですが高さは一年中一定ではないのです。

北半球では5~11月ごろ高くなります。
日本の上空では高度約12~16kmぐらい。それが11月後半~4月は約9~10kmと低くなります。

だから秋の雲は高い場所に浮かんでいるのですね。
今日もどんな雲と出会えるか、楽しみです。

(文責:トネリコ)

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