『 今の自分のままでいい』
寒くなってきましたね。子どもの持ち帰りの作品が秋から冬になり、親になると、子どもを通して季節の移り変わりを実感することも多くなりました。
さて、今年を振り返ると、さまざまな出会いがあった年だなぁと感じています。
重度知的障害を持つ息子はとてもユニークですが、その感性に共感できないこともしばしば。『 母親』であることが重圧に感じる時期もありました。
ですが、今年のさまざまな出会いのなかで『 私なりの子育てでやっていく』という考え方で良いのだと思えるようにもなりました。
そう思えるようになるには、人から認めてもらう、受け止めてもらった体験を何度もを経てきているからです。
『 今の自分のままでいい』と思うためには、周りの優しい気持ちが大切です。
例えば、私の場合、普段の生活のなかで
・困ってそうな人がいると少しだけ声のトーンを明るめに話しかけてみる。
・優しく笑ってみる。
・話を聞く時に頷いてみる
・自分の価値感を押し付けないようにする。
などを意識しています。自分がされて嬉しかったことを思い出して、人と接するようになれば、私自身も少しだけ、優しくなれる気がします。
『 自己責任』や『 こうであらねばならない』などの制約のなかで、沢山の葛藤を抱えて、日々過ごされている方が本当に多いのではないかと思います。
皆さんのお困り事に寄り添えたり、気持ちが楽になれるようなお手伝いをピアサポーターでも実施しています。優しい繋がりを作っていけるといいですね。
(文責:HARA)