先日、Twitterのタイムラインを眺めていると、ふとこんな内容のツイートが目に留まりました。
『不妊治療が上手くいかず返金された40万円。自暴自棄になりビルの上階から下のバス停に向かってお金を放り投げた。下にいた人たちは慌ててお金を拾い始めみんなお金が好きだなと嘲っていたら、お金を集めて自分のいるところまで届けてくれた。』
コラムを書くためにそのツイートをもう一度探してみましたが見失ってしまい見つからず、自分の記憶を元に作文したので少しニュアンスは違うかも知れませんが大筋でこんな内容の投稿でした。
気分がすごく落ち込み、悲しいのか苦しいのかやるせなさだけが自分の中で渦巻いて飲み込まれそうになっていても、人前では平静さ保たなければいけないというシーンを経験したことがある人も多いでしょうし、もしかすると今その最中という人もいるかも知れません。
Twitterの投稿者は思い余ってとても大胆な行動に出てしまい、それに対しての賛否は分かれると思いますが、心情を発露させたことにより意図せず人の優しさに触れて少し慰められたエピソードを伝えたかったのかなと私は解釈しました。
コロナ禍、物価高、社会情勢の不透明さなど生活不安を誰もが抱えている時代。
私たちピアサポートとくしまはWeb相談や居場所づくりの事業を通じて、個人が抱えるモヤモヤや不安、辛い気持ちに寄り添うことを目的に活動しています。
「悩みがあるときは身近な人に相談しよう」と言われても、身近な人だからこそ気持ちを打ち明けたり、相談することが難しい場合や、専門の相談窓口への相談も気が進まないこともあると思います。
自分の悩みやストレスの原因が何なのか言葉で説明できなくて大丈夫です。
悩みを全部さらけ出さなくて大丈夫です。
一人でいたくない。さみしい。話を聞いてくれるだけでいい。
そんな時はぜひピアサポートとくしまのことを思い出してくださいね。
(文責:マキ)