11月15日(水) 9:00〜13:00
藍住町役場1階ロビーにて生理用品の提供とヒアリングを行いました。
この日は来年度の藍住町内認可保育所への入所申込み開始日だったため、特に小さなお子さんを連れた方が多く来庁されていました。
一口に子育て中と言っても詳しくお話を聞かせていただくと、専業主婦の方、育休中の方、上のお子さんがいらっしゃる方、現在妊娠中など、置かれている状況はさまざまで、共通するお悩みもあればお子さんの年齢やきょうだいの数によっても特徴が出るお悩みごともありました。
藍住町は徳島県内でも比較的 子育て世帯や子どもの数が多く保育所入所の競争率が高めです。
育休中の方は保育所に入所できるかどうかで仕事復帰か育休延長か、また職場の雰囲気によっては早期復帰のプレッシャーがあったり、いっそ転職ということもよぎるけどそれも簡単ではないな…など、みなさんそれぞれ難しい選択を抱えていらっしゃるようでした。
それ以外にも乳幼児の子育て支援の地域差、ギリギリ非課税ではない世帯のままならなさなども聞かせていただきました。
それぞれの状況は違えど、みなさん一生懸命子育てやお仕事に励まれています。しかし整備の追いついていない制度の狭間や地方の中小企業の独特な職場環境などに言葉にならない生きづらさを感じているのではないかという印象を持ちました。
女性を取り巻く問題は多様で複雑です。そしてほとんどが一朝一夕には解決できない問題ばかりです。
でも、みなさんから聞かせていただくモヤモヤやお困りごとの中にこの複雑な問題を紐解くヒントがきっと隠されているはずです。そのためにできるだけたくさんの方のお話を聞かせていただきたいと思っているので、徳島県内各地で白いブルゾンを着て活動しているピアサポーターを見掛けたら、ぜひお気軽にお声をかけくださいね。
次回の藍住町役場での生理用品の提供は、12月20日(水) 9:00〜13:00です。
それ以外の日は藍住町役場3階の政策推進室でお受け取りいただけます。ご利用くださいませ。
