令和5年度ピアサポーター養成講座開講します

令和5年度ピアサポーター養成講座開講します

令和5年度の女性つながり支援事業において、相談対応等の活動に参加を希望する方に「ピアサポーター養成講座」を開講します。

令和3年のコロナ下からスタートしたこの事業も、今年で3年目となります。
コロナ下では、これまで解決できていなかった様々な課題が浮き彫りになりました。

日本経済全体が大きな影響を受け、とくに観光・飲食・サービス業当に従事する非正規の多くの女性が職を失うなど、経済的基盤の弱い女性やひとり親で子供を育てる女性には大変厳しい状況が続きました。
突然の学校の一斉休校やステイホーム・リモートワークの推進は、いまだ性別役割分業意識の強い地方では、家事労働を担っている女性の負担はかなり大きく、家事育児と仕事の両立に肉体的にも精神的に疲弊しきっていました。先の見えない不安から生きるチカラを失ってしまったのか、自ら命を断つ女性が増えたことから
「女性つながりサポート事業」は始まりました。

ピアサポーターは、社会の中で、孤独や孤立を感じている女性の話をお聴きしています。

「あなたは一人ぼっちではありません。私たちとちゃんと繋がっています」
相談者の心に寄り添い、必要があれば、社会資源(専門相談機関)へと繋ぎます。

行政の設置する相談窓口へ行くには、心理的なハードルが高いと感じる方が多いという声がたくさんありました。

大した悩みではないのにと思われそう・・
ただ、愚痴を聞いてほしいだけなのに・・
誰かと話せば気持ちが落ち着くかも・・

コロナ下ではなるべく人との接触を避けてきたために、これまでのように気軽に話せる機会も少なくなりました。

そのため、少人数で安心して話せる「居場所」やいつでも気軽に連絡ができる「LINE相談」を行っています。

希望される場合には、相談者の所まで会いに行って、お話をお聴きします。

アウトリーチ(対面相談)イメージ写真

ピアサポーターの活動について、動画でご紹介!

ピアサポートとは、専門家ではない同じような経験をした人や同じような立場の人同士で、互いに支えあう共助の支援のカタチです。

「支援される側」と「支援する側」のように、常に固定された役割のままでなく、過去にご自身の苦しかった経験や辛かった思い、それを乗り越えてきた生きてきたことが、今、同じ課題に向き合い悩んでいる、誰かの希望や勇気になるかもしれません。
相談者の多くは、誰かにちゃんと自分の気持ちを聴いてほしい!受け止めてほしい!と、ピアサポートとくしまに連絡をしてくれています。

今、少し疲れていて頑張れない誰かのために、話を聴いて心に寄り添うピアサポーター。
誰かのために、社会のために、何か自分にできることをやりたいと思っている方は、ぜひこの機会に養成講座を受講してください。

ますます、複雑に進化していく社会の中で、生きづらさを抱えている人たちの「孤独・孤立」の背景や社会の構造、心に寄り添う話の聴き方、自分自身のメンタルの保ち方などを学ぶことができます。

養成講座を受講してピアサポーターとして活動を希望する場合には、ピアサポーターとして登録を行い、8月から活動に参加して頂きます。
活動に参加した場合は、交通費や活動時間に応じて謝礼が支払われる(有償ボランティア)となります。
(受けとり可能な方にお支払いさせて頂きます。)

また、9月以降は月1回のピアサポーターのためのフォローアップ研修があります。
2月には修了式を開催予定です。すべての過程を修了された方には、修了証の発行も行っております。

令和4年度の修了式の様子はこちら!

動画はこちら!
(音がでますので、ご注意ください)

ご応募は、こちらのフォームから受け付けています。

お問合せはメールで受け付けています。
【お問合せ】つながり支援ピアサポートとくしま 運営事務局
Mail:tsunagarishien.tokushima@gmail.com

【事業受託団体】特定非営利活動法人GWEI-ジーウィアイ-

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