生理用品の提供とヒアリングを行いました@勝浦町

生理用品の提供とヒアリングを行いました@勝浦町

2月24日(土)9:00~12:00
勝浦町人形文化交流館にてピアサポーターによる生理用品の直接提供とお困りごとのヒアリングを行いました。

この日は勝浦町のビッグひな祭りの開催初日であり、保育園児によるこどもひなみこしや小学生による金管バンド演奏をはじめとするたくさんの催しがあり、オープニングセレモニーには徳島県知事も参加され、会場は多くの人で賑わっていました。

勝浦町での生理用品の直接提供になかなかお伺いできないこともあって、ピアサポートのことを知らない方が多く、生理用品の無償提供にびっくりされていました。
今回、たくさんの方に生理用品の直接提供行うことができ、予定していた終了時間よりも早く在庫切れとなり、提供を終了させていただきました。

生理用品を手渡した際、生理用品は必要なものだから助かると言いながら、しみじみと「災害時に一番困るのは生理用品よねぇ」とおっしゃいました。以前徳島で起きた土砂崩れで町が孤立した際、被災された友達が言っていたことを思い出されたようで、災害にあったときに、救援物資もなかなか届かないし、生理用品の支援はなかった。生理用品を買いに行きたいけど行けないし、男性に買ってきてと頼んでも、困った顔をされて買ってきてもらえなくて本当に困ったと言っていたそうです。災害が起こった時、県や市町村の備蓄はどれくらいあって、支援のシステムは整っているのか、本当に生理用品が届くのか不安です。とおっしゃっていました。

別の方は女のお子さんが2人いらっしゃり、お子さんも大きくなり、上のお子さんがそろそろ生理が始まるのだけど、経済的負担はおおきくなるので助かります。

また、ある方は、何か困ったことがあったら家族に聞いてもらいます。でも、全部家族に話せるっていうわけではなく、あまり知らない誰かに、利害関係なく聞いてもらって、全力で共感してほしいと思うことがある。とおっしゃっていました。

家族ではない、誰かが必要になる時もあるかもしれません。
今年度の県の事業としては2月末でいったん終了となりますが、公式LINEからの発信は継続の予定です。ぜひ今からでも登録してください。

生理用品の提供カテゴリの最新記事