ピアサポーター養成講座 vol.2

【身近な社会資源を知る~ピアサポーター養成講座(導入研修)第2回】

5回にわたり開催の「コロナに負けない!女性つながりサポート事業」に関わる人材育成講座
「ピアサポーター養成講座(導入研修)」の第2回は

『支援の現場から「身近な社会資源を知る~誰もが包摂されるしくみづくりへ」』

と題し、認定特定非営利活動法人インクルいわて 代表 山屋理恵 氏 にご講演いただきました。

 

ここでの「社会資源」とは、利用者がニーズを充足したり、問題解決するために活用される各種の制度・施設・機関・設備・資金・物質・法律・情報・集団・個人の有する知識や技術等の総称です。

ピアサポーターの活動においては、お話を聞かせていただいた方の困りごとの解決のためにつなげる先であったり、また心を軽くしてもらえるような何らかの手立てのことです。

例えば、第1回に学んだ、徳島県が設置している相談窓口、また、私たちがお話を伺うときの姿勢や態度も含まれます。

山屋先生のお話のなかにあった
・社会資源を知っていて、社会資源につないだからすんなりうまくいくとは限らない、
また、不足している資源をどうすればよいのかを考えていかなければならない。
・社会資源に携わるということは、実は社会資源をつくる人にもなりうる。
・当事者と支援者だけが頑張るのではなく、社会や地域を変えてみんなが支えあう仕組みをつくることが大切である。

ということが、特に印象に残りました。

目の前の相手に寄り添いながらも、こんな社会資源あったらよいのに、と思いを巡らし、実際に資源を創出するアクションへとつなげていきたいですね。

そうすれば、目の前の方だけでなく、同じような困りごとを抱えた、より多くの人の力にもなれるのではないかと思います。

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