「無いことが当たり前」の地域に支援を繋ぎたい!

「無いことが当たり前」の地域に支援を繋ぎたい!

こんにちは。 ピアサポーターの「らの」です。
私は今年度よりピアサポーター活動に加わらせていただきました。

きっかけは、『一部地域をのぞく』的な「一部」から脱したい!という思いからです。
私の地元であり、現在の居住地は少子高齢化・過疎化へ全力で向かっています。
情報はインターネットやSNSである程度、都市部と変わらず得られるようになってきたように見えますが、現地の実働部隊のマンパワー不足。
ステキな支援や制度が国や県、民間で行われていたとしても、山間部までは人手も情報も届いていないことがよくあります。

ただ、その山間部で生まれ育ち、長く暮らしていると、「ないことが当り前」になります。
そして、客観的には「困っている状態」であっても、本人は危うい状態になりつつあることに気づくことができなかったり、気づくことができた時には選択肢がより限られていたり。

令和の時代、何事も発展しているように見えて、衰退していく地域。
SNSより、ピアサポートとくしまの活動を知った私は、 ”ステキな活動だけど、毎回遠方よりスタッフさんが車で1時間以上かけて来てくださっているとは…” ”ピアサポートとくしまの活動がもっと身近な存在になればいいな” ”日々の暮らしが気持ち的にでも、ほんの少しでも楽になる方が増えるといいな”、 そんな思いでピアサポーターの活動を始めさせていただきました。

大学時代は心理学科で学んでいました。 「ピア(peer)」という言葉もその際に知り、同じ経験をしたことがある、同じ立場の人が支えあう組織の存在も知りました。
「○○経験者」「○○罹患者」「○○の家族」etc… 学んでいた時にはなんだか遠い存在でしたが、 『ピアサポートとくしま』は徳島県内の
*孤独・孤立で困難や不安を抱える女性
*徳島県内の家庭や職場・学校等で居場所がないと感じている女性
*身近に相談できる相手がいない女性 を対象としています。
…とても、広いです。

身近におしゃべりできる相手がいても、 「この相談はこの相手にするとどう思われるだろう…」と誰しも考えたことはあるのではないでしょうか?
そんなときは 匿名で音声のみのWEB相談、直接会ってお話をお伺いするアウトリーチ相談などがご利用いただけます。
ピアサポートとくしまの公式LINEからお気軽にお申し込みください。

また、少し困っていそうなお知り合いの方がいらっしゃいましたら、 「なんだか楽しそうな”居場所つくり”に行ってみない?」とお声掛けしてみてください。
気持ちが少しでも軽くなるかもしれません。 とくしまの女性が助け合えるつながりを一緒につくっていただけると嬉しいです。

文責:らの

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