私たちは、奇跡の存在なのです。
一人の赤ちゃんが生まれる確率は、なんと「1400兆分の1」 だそうです。 このような想像もできないような奇跡の数字が重なって私たちは生 まれてきました。
そんな風に考えると、 ふと自分自身を大切にできているのか自問自答することがあります 。睡眠不足や運動不足、まともな食事をとらなかったり、 あるいは、 疲れているのに気付かない振りをして体も心も酷使して自分を粗末 に扱ってきたのではないか…。
不摂生がたたり時には病気になったりすることもありましたが、 今はちゃんと回復して体も心も動いてくれています。 なんと有難いことでしょう。 体にも心の声にも耳を傾けて労っていこうと思います。 私の大事な身体の健康に感謝して。
また私は、 生み育ててくれた親に対しても感謝が足りなかったかも知れないと も自省します。親なのだから当然だと思っていました。 しかし若い頃に両親を亡くし、 その有り難みを知ることになりました。たとえ、 世間の人達全員が敵になろうとも両親だけは味方でいてくれると思 う絶対的な信頼感は、 他の人間関係ではそうそう得られるものではありません。 照れくさくて素直に感謝の言葉を直接伝えることがあまりできなか ったことを後悔していますが、 親への感謝の気持ちは忘れずに生きていこうと思います。
そして親だけではなく、 私たちは多くの人と関わりあって生きています。 嬉しいことも楽しいこともありますが、 時には嫌なことも理不尽なこともあります。
でも、 もしもそれがなかったら私がさまざまなことに対して問題意識を持 つこともなかったでしょうし、 恐らくぼんやり生きていたことでしょう。
誰にも長所や短所があり、 それが時にはお互いに相容れないときもありますが、 その人の良い面に注目することで新たな一面を発見したり、 良い刺激になれば自分の幸せにもつながると思います。 どんな人との出会いにも感謝を忘れずに。
そして、誰に対してもこう言おうと思います。
「ありがとう。感謝しています。あなたに出会えて良かった。」 と。
新しい年を迎えて、 感謝の気持ちも新たに今年もピアサポーターとしての活動を頑張り たいと思います。
文責:ヨッシー