令和5年度ピアサポーター養成講座③

【ピアサポーター養成講座第3回】

四国地方梅雨明けとなった金曜日、第3回の養成講座が開催されました。

本日は一般社団法人りとりーと代表理事の兼子佳恵氏から「他県の事例紹介と傾聴スキルを学ぶ」と題されたご講義をいただきました。

第1回、第2回は座学が中心でしたが、第3回はグループワークを取り入れたアクティブな講義となりました。

 

私たちピアサポーターの役目は人の話を聴き、困難を克服する力を与える人、勇気づけ出来る人という位置づけのもと、その準備段階として自分を整えること、自己理解を深めることが大切であるとのレクチャーをいただきました。その後、目と声で寄り添う気持ちを表現するスキルを養うためのトレーニングとして、自己紹介ワークや質問ワークに挑戦。

何気なく振る舞っている態度が相手に与える印象に影響していることを意識したり、相手からフィードバックをもらうと新たな自分の一面に気付くことができました。

 

後半では相談員として人のお話を聴く時の心構えを教えていただきました。

相手と良い関係を築くためには尊敬、信頼、共感をベースに置くことの重要性、また心構えとして「劣等感を味方につける」、「いつもいい人でいる必要はない!」など、私たちピアサポーターの経験やスキルを発揮して、よりよい活動に繋げるための大切なキーワードも授けていただきました。

ピアサポーター同士の横の繋がりも大切なネットワークです。お互いお名前は知っていても直接お話ししたことがなかった人同士はもちろん、これまで一緒に活動してきたメンバー同士でも、グループワークの中で改めて自己紹介やその人への質問をしてみると新たな発見があったり、逆に自分では気付かなかった一面に気付いたり、それぞれの中で自分アップデートが獲得できたと思います。

次回の養成講座は7月28日の予定です。

第1回から第3回の講座で積み重ねてきた学びを振り返り、次回はピアサポーターとして身につけておきたいスキルについて学びます。

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