「心の風邪薬」

この前まで暑かったのに、いつの間にかすごく寒くなって、“秋”という季節がなくなってしまったのではないかと思ってしまうのは私だけでしょうか?

皆さんは体調など崩していませんか?
心も風邪ひいていませんか?
どちらもひきはじめが肝心ですよね。

ついつい、後回しになってしまうのが自分の心の風邪のケアですよね。

私は、ピアサポーターになってすごく感じたことがあります。
それは、「話す」ということは「心の風邪薬」かもしれないって。

ピアサポーターの傾聴スキルをつけるための学びのなかで、ピアサポーター同士が相談しあうのですが、相談ごとって、全部架空のことは話せないんですよね。だから、ちょっとずつ過去のしんどかったことを織り交ぜながら話をしたんです。

なかなか無かったです。私の日常で、じっくり話を聴いてもらうことって。
最初は緊張しました。

それを何度かやっているうちに、はっと気づいたんです。
ずっと抱えていたしんどかったことが、なんとなく頭の中で整理されて、どうでもよくなったというか、事実を心が受け入れたというか、しんどかったことが成仏した。そんな気持になっていたんですよね。びっくりです。

話すっていうことはすごい効果があるんだなって。
皆さんもぜひこの体験をしてみてください。
「話す」という「心の風邪薬」

(文責:とも)

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